芋のシーズンだ!どうせ食べるなら効果的に食べなきゃ損!
サツマイモのヤラピンってなーに?
糖質が多いことからダイエットに向かない食材だと敬遠している人もたくさんいそうなサツマイモさん。実は、他の芋類に比べて食物繊維を多く含んでいるため、お腹に貯まった宿便を、すっきり排出してくれる効果が期待できるそうです。
さつまいもを切った時にジワーッと滲み出る白い汁は、「ヤラピン」というさつまいも特有の成分で、胃の粘膜の保護や、腸の動きを促進させ、便秘を解消する働きがあるとされています。構造的には糖脂質の仲間で、グリセロールにヤラピノール酸(オキシパルミチン)がエステル結合し、ラムノース、グルコース、ガラクトースなどの糖が結合したもの。
熱に対して安定しているため、調理によって加熱しても、変性することがないようです。
16世紀ごろのヨーロッパでは、この「ヤラピン」が生薬の下剤として使われていたんだって!
サツマイモの中で、特にこの「ヤラピン」の含有量が多い品種が「べにはるか」です。瀬戸アグリトピアでも人気の品種ですよ。
サツマイモはりんごの7倍のビタミンC、セルロース(食物繊維)、抗酸化作用のあるβカロチンなど美肌や老化予防にも効果的な栄養素ををたくさん含みます。
サツマイモは皮ごと食べよう!!
「ヤラピン」は、皮に近い部分に含まれている為、皮をむいてしまってはもったいない!
しかーもーー、
皮の付近には、生活習慣病予防のサプリメントの原料にもなっている、ポリフェノールの一種の「クロロゲン酸」も多く含まれています。
脂肪の貯蓄を抑える効果
血糖値を抑制する糖尿病予防の効果
抗酸化作用
うーーーむ。これは、むしろ皮だけ食べてもいいくらいな内容です。しかしこれだけじゃない効果的な食べ方が!!!
加熱したあと、冷やして食べよう!
さつまいもを加熱して、一度冷やすと、レジスタントスターチという栄養素が増えるといわれています。このレジスタントスターチは消化されないでんぷんで、食物繊維と同じような働きがあるそうな。
つまり焼き芋にして、冷やしたり凍らせて、冷たくすることでWの効果が発揮されるんです。これはやってみる価値ありです!
簡単冷やし芋の作り方
1.濡らしたキッチンペーパーでサツマイモ1本を包み、その上からラップで包む。
2.レンチン(500wで7-10分)半分の時間のところで、一旦ひっくり返してください。
※甘く仕上げたい場合は、レンジの設定を150wまで落として15-6分加熱してください。時間はかかりますが、低温でじっくり加熱すると、同じサツマイモでも甘みが増しますよ!
3.ラップを取らずに冷蔵庫へGo!

みなさんいかがでしたか?
どうせ食べちゃうんだったら、サツマイモを効果的に食べて体をスッキリしましょう!
瀬戸アグリトピアでは、10月末までサツマイモ掘り体験を実施しています。
購入だけもできますので、TEL:0894-53-0002にお問い合わせください!